ED、勃起障害は世界共通?外国のED患者とその治療・改善法とは?

EDに悩む患者の数は年々増え続けています。
日本人の成人男性のうち4人に1人がED患者、という言葉は前から言われていることですが、一部研究では、軽度の症例も含めると8割以上の日本人男性がEDという結果も出ているようです。
こうした状況は世界的に見ても同様なのでしょうか?それとも、日本だけ特別?
EDという悩みはどうも世界共通のようで、アジア人、欧米人にとっても他人事ではありません。
また、EDに悩む外国の方たちの治療方法はどのようなものなのでしょうか?
今回は、欧米人、アジア人などの外国人男性のEDの状況について、また、EDの治療方法についての情報をご紹介します!
外国人男性のED患者はどれくらいいるの?
世界のED患者数について信頼できる統計というものは存在しませんが、EDは世界中の男性にとって共通の悩みのようです。
アメリカではED治療は少子化対策など、社会に大きな影響を及ぼすとして期待されています。
日本に限らず、世界の成人男性の3人に1人はED、もしくはED予備軍だと言われています。
男性が性行為に自信が持てなくなると、自然とカップルの性行為の回数も減ります。
その結果として、少子化へと拍車がかかってしまうのです。
こうした流れを食い止めるために様々な施策が検討されていますが、ED治療に対する取り組みもその一つとして考えられているのです。
外国人男性のED治療法について
外国人男性のED治療は、日本と同様、ED治療薬を使ったものが一般的です。
ED治療薬として開発されているもので有名なのが、バイアグラ、シアリス、レビトラです。
最近では、これらとは全く新しい治療薬である「Promescent」が登場し話題となっています。
バイアグラなど、これまでのED治療薬は一時的な回復こそすれ、根本的な治療にはならないこと、また副作用があることが課題とされてきました。
Promescentは男性の緊張、プレッシャー、不安などを軽減する効果があり、根本的な治療にも効果があると期待されています。主成分は、局所麻酔にも使われている「リドカイン」です。
そのほかにも、バイアグラの研究開発チームの元メンバーであるマイク・ウィリー博士が「Tempe」がイギリスを始め、ヨーロッパに参入予定です。
こちらはスプレータイプの治療薬で、ED治療の方法の選択肢が広がりそうです。
第4のED治療薬とは?
いま、韓国の間で話題になっているED治療薬があります。
ザイデナと呼ばれる、韓国で開発されたED治療薬です。
バイアグラ、シアリス、レビトラはED治療薬として非常に有名で世界各国で愛飲されていますが、4番目のED治療薬として韓国、そして日本でも注目を浴びているのがザイデナです。
これまでの3つのED治療薬は米国やドイツで開発されています。そのため、欧米男性の体質を考慮して開発されている一方、ザイデナはアジア人の体質に合わせて開発されています。
そのため、当然日本人にとっても効果が得られやすく、副作用も出にくいと期待されています。
まとめ
これまで、EDの治療と言えば、バイアグラ、シアリス、レビトラといった3つのED治療薬を使うのが一般的でした。
特許が切れてジェネリック医薬品が続々と製造されてきていることに加えて、韓国で開発されたザイデナのように、各地域の男性の体質に考慮した治療薬の開発が進む可能性があります。
今後、地域の性質や人種の体質に応じた治療法が広がる可能性があると言えるでしょう。
【ED治療 関連ページ】