心療内科でのED治療 主な原因はストレス?生活習慣病?

勃起するのに時間がかかってしまう、せっかく勃起してもすぐに萎えてしまう、など性交に満足できていない男性が増えています。
ED(勃起障害)に悩む日本人男性は、1,000万人を超えていると言われています。
決して一部の方だけの症例ではありません。どのように治療が行われるのでしょうか?
EDの治療は、泌尿器科や精神科、メンタルクリニックなど、さまざまな科で行われています。内科でもED治療が行われることは知っていますか?
そこで今回は、内科でのED治療についての情報をご紹介します!
他の科での治療内容と違うのか、その詳細について見ていきましょう。
EDは誰にでも起こり得る!
「EDは歳のせい。病気のせいじゃない」
そう考えてはいないでしょうか?
性機能の衰えは、歳のせいだけではありません。もちろんEDの原因の一つに加齢性もありますが、それだけではありません。男性の4人に1人がEDに悩んでいると言われており、その中には若い世代の方も多くいます。
EDは従来から、心因性が大半だと考えられてきました。心因性とは、ストレスやうつなどの心理的なものからくるEDのことを指します。
「ストレスのせいであれば、放っておけばいずれ治る」のかと言われれば、それも違います。
特に日本人男性は、EDをストレスのせいだと考える方が多いようです。ところが、最近の研究で分かっているのは、動脈硬化や糖尿病などが引き起こす器質性が多くなっているということです。
自分がどんなタイプのEDかもわからなければ、自然に治るかどうかすら分かりません。
一人で悩んだりすることは得策ではありません。まずはお医者さんに相談してみましょう。
内科でのED治療は?他との違いは?
EDの治療と聞いてまずイメージするのは泌尿器科ではないでしょうか。
診察の結果、EDであると診断された場合、まずはED治療薬が処方されます。バイアグラ治療が第一となりますので、まずはバイアグラテストを行い、服用に問題がないかチェックを受けることになるでしょう。
このように、EDの診断と、治療薬の服用が問題ないかのチェックと、処方ができる科であれば、どこの科でもED治療を行うことができ、基本的には泌尿器科とそれ以外の科で内容が変わるわけではありません。
もちろん、内科でも上記の内容の診察を受けることができます。泌尿器科、精神科など、あまり馴染みのないところに行くのはハードルが高いという方にとっては、内科という親しみのあるところで診察を受けるのも手かもしれません。
特に最近は、生活習慣病が引き起こすEDの例が増えていることから、EDの診察・治療を行う内科が増えてきています。
ただし、全ての病院が行っているわけではありませんので、事前に電話などで確認されることをおすすめします。
ED治療薬ってどんなもの?いくらくらいするの?
EDの治療には、ED治療薬を処方することが一般的です。
特に、バイアグラが治療に使われることは有名ですよね。
そのため、ネット等でもバイアグラが販売されているケースもあります。
ところが、そういう不特定多数が手に入れることができるところで販売されているものの中には、偽造されたものが多く出回っています。
また、誰にでも効くというわけでもありませんし、他の薬との相性もあるため全ての人が服用して良いものでもありません。
必ず医師に相談した上で、用法・用量を守り服用することが必要です。
バイアグラで効果がなかった場合は、レビトラやシアリスという薬を試すことになるでしょう。これらの薬は1錠あたり1,000円~2,000円くらいが相場です。
ED治療は自由診療になるため、薬の値段も病院によって異なります。気になる方は、事前にネットなどで価格について調べてみましょう。
まとめ
EDは今や成人男性の4人に1人が悩むとても身近な病気です。必ずしもストレスからくるものだけではなく、生活習慣病などの他の病気が引き起こす例もあるため、必ず医師に相談しましょう。
ED治療にはバイアグラなどのED治療薬が使われるのが一般的ですが、ネットなどで見ず知らずの人から購入するのではなく、医師と相談の上、用法・用量を守って服用することが重要です。
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