80%が効果あり?ED・勃起不全でお悩みなら泌尿器科へ!

今や日本でも1,000万人以上の男性が悩んでいる、ED(勃起障害)。
生活習慣病の増加もあって、今後さらにEDに悩む男性は増えることが見込まれています。
もはや他人事とは言えない問題ですよね。
そんなEDに対しては、泌尿器科などのお医者さんに診察してもらうことができ、有効な対処法を処方してもらうこともできます。一人で悩むよりも、まずは自分がどういったことが原因でEDになったのか、また、その対処法として有効なものは何なのか、知りたくありませんか?
そこで今回は、EDに悩む方々に対して、泌尿器科についての情報をご紹介します!
Contents
EDの症状と診断について
EDは機能性、器質性、それらの複合である混合性の3つに分けられます。
①機能性ED
心因性と言われ、緊張や自信の無さからくるEDを指します。従来、EDの大半は機能性EDであると考えられていました。つまり、勃起しないのは心の問題だと考えられていたのです。
②器質性ED
鑑別診断方の進歩とともに、EDには器質性や後述する混合性が多いことが判明しています。
器質性とは、血管閉塞や神経障害など、勃起するのに必要な血管神経に障害があることを指します。
原因としては糖尿病などの生活習慣病が挙げられます。
③混合性ED
機能性と器質性の両方が原因となっているEDを指します。生活習慣病の治療のための食事制限やストレスなどが心因性に影響するケースが見られます。
どうして糖尿病でEDになるの?
勃起のメカニズムは、神経系と血管系が複雑に関わってきます。
糖尿病で血糖値が高い状態が続くことで、これらの神経や血管に障害が発生し、性的刺激を陰茎にうまく伝えることができなくなってしまうのです。
泌尿器科における治療内容は?
泌尿器科における治療は最近急激に増えている器質性EDに対するものがメインになります。
具体的には、バイアグラなどのED治療薬を内服することがファーストチョイスになります。
ED治療薬を使っても効果が得られない場合は、血管や神経が完全に断裂している可能性がありますので、陰茎に直接注射する『ICI 療法』を検討することになります。
心血管系障害がある場合など性行為が不適当である症例と判断されると、ED治療薬の投与はできません。この判断は泌尿器科での診察の中で判断されることになります。
また、副作用のリスクが高いですが男性ホルモン(テストステロン)を補充するという治療法もあります。お医者さんによってはおすすめしないという方もいますので、しっかりと副作用について考慮した上で判断する必要があります。
本当にEDは治るの?
バイアグラなどのED治療薬での治療の効果はおよそ80%の方に有効であるとの結果が出ています。また、世界的な製薬会社であるファイザーが開発した極めて安全なED治療薬です。
服用後30分~1時間くらいで効果が出始め、2~3時間その効果が持続します。ただし、一酸化窒素(NO)供与剤を服用中または服用後の方など、バイアグラは処方できない場合もあります。
使い方によっては副作用で命の危険にも関わります。
お医者さんとよく相談の上、用法と用量を守って使ってくださいね。
まとめ
EDには様々な原因で発症します。
まずは近くの泌尿器科に相談し、自分のEDのタイプを診断してもらいましょう。
ED治療薬は、80%もの方に有効な効果があるという実績もあります。
一人で悩んだりせず、どういった治療法があるのか、お医者さんと一緒に考えてみましょうね。