男性はイライラすると勃起できない?ストレスとEDの関係について

彼氏・彼女に限らず、夫婦も些細なことで大きなケンカに発展することはよくあります。
そんな時に、仲直りした後の性行為は熱く燃え上がる、ということを聞いたり体験した方も多いのではないでしょうか。
一方で、ストレスをため込んでしまうと勃起しにくくなる、という話もあります。
ケンカしてストレスをため込んでいるにも関わらず、仲直り後の性行為で勃起できるという話は一見すると矛盾するようにも見えます。
今回はストレスとEDの関係について詳しく見ていきましょう!
「まだ若いから大丈夫」は甘い!ストレスがEDの原因に!
EDには様々な原因があり、大きく分けると、生活習慣病などの身体的機能に障害が発生したり機能が低下して勃起不全になる器質性EDと、身体の機能そのものには問題はないものの、ストレスや幼少期のトラウマなどが原因となって起こる心因性EDとがあります。
このように、EDには心の中に原因がある場合もあるのです。
そのため、若い男性であっても十分にEDになってしまうリスクがあるのです。
実際に30歳未満の方でEDに悩む男性は多いです。
この心因性EDも二つに分けられ、生活する上で感じるストレスやプレッシャーが原因となって引き起こされる「現実心因」と、幼少期のトラウマなどの本人も自覚がないような深層心理が原因となっている「深層心因」です。
このうち、深層心因は本人にも原因が思い当たらないというようなケースが多く、解明やその治療も難しいと言われています。
現実心因は日々の生活上のプレッシャーやストレスが原因となっているため、パートナーの理解・協力によっては改善できるものもあります。
たった一度の失敗がEDの原因にも?
現実心因で多いケースは、排卵日は必ず子づくりというプレッシャーです。
また、年齢を重ねるにつれ、仕事上の責任やプレッシャーも大きくなっていくので、肉体的・身体的にも疲れています。
そういったとき、勃起ができずに自分もパートナーも満足できない、ということもあると思います。
このようなときに妻の何気ない一言で自信を喪失してしまったり、何も言われなくても自分を追い込んでしまうことで心因性EDとなってしまうのです。
もし、性行為ができなくてもマスターベーションはできるという方は心因性EDです。
性欲はあっても勃起ができないということがどんどん自分を追い込んでしまうことになるのです。
ストレスを溜めこまない生活設計を!
こうした現実心因型のEDにならないためには、ストレスを溜めこまないことが第一です。
また、パートナーともちゃんと話し合い、理解と協力を得ることも大切です。
恥ずかしいなどタブー視してしまってコミュニケーションを遮断してしまうことは良くありません。
ストレスを溜めこまないコツとしては、リラックスする時間を確保することが大切です。
リラックスといっても、ただ部屋の中でぼーっとするというのではストレスを吐き出すことはできません。
運動やカラオケで大声で歌うなど、あえてアクティブなリラックス法を見つけることをおすすめします。
適度な運動は、身体機能の維持にもつながり、器質性EDの予防にも役立ちますからね。
まとめ
若い世代にとって、心因性EDに悩む方は増加傾向にあります。
特に、新婚EDと呼ばれるEDは20代の方に多く見られ、それが原因で離婚となる最悪のケースもあるようです。
二人の関係が円満でいるためにも、心の悩みは共有し、協力しあってストレスの軽減に努めましょう!
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