お酒とタバコはやっぱりダメなの?正しいED・勃起障害の基礎知識

歳を重ねるにつれ、EDに関する悩みはどんどん増えてきます。
他人事と思っていた方も多いですが、誰しも寄る年波には勝てません。
お酒やタバコはEDに悪いという話は良く聞きますが、EDに悩み始めた頃にはお酒もたばこもすぐにはやめられない、と思う方もまた多いのではないでしょうか。
実際のところ、どういったことがEDにとって悪影響なのか、気になりますよね。
そこで今回は、飲酒・喫煙とEDの関係について詳しく見ていくことにしましょう!
お酒はほどほどに?EDと飲酒の関係について
お酒がEDにとって悪影響かどうか、この質問に答える前にまずEDの原因について考えてみましょう。
不健康な生活を続けると、身体にはどんどんツケがたまっていきます。
そうした負債が少しずつ性的刺激を下半身に伝えることができなくなるばかりか、興奮を覚えにくくなっていきEDになるのです。
性的刺激を脳から神経を通じて陰茎に伝え、陰茎の動脈が拡張し血液が流れ込むことで海綿体に血液がたまること、硬く大きく勃起します。
勃起は、こうしたメカニズムで発生するため、このうちどれかが働かなくても勃起はできません。
お酒は、絶対にNGというわけではありません。
少量であればお酒のリラックス効果で緊張が和らぎ、理性的なコントロールを軽減し、本能的な部分=性的刺激への興奮が優位になり、勃起しやすくなります。
過度のストレスや緊張感によりEDになってしまうケースもやはり多いので、そういったストレスをお酒により抑えられることでEDが改善されるのです。
ただし、適量を超えて飲み過ぎてしまうと、本能的な働きまで抑えられてしまうため興奮しにくくなり、勃起へ悪影響を与えてしまうのです。
タバコはEDに絶対NG!?
既にご紹介したように、勃起のメカニズムには血管の働きもまた非常に重要です。
しかし、喫煙することで血管が細くなってしまい勃起がしにくくなると言われています。
タバコは老化を促進する物質が含まれているため、動脈硬化や脳梗塞などの恐ろしい結果を招くこともあるため、決して良い要素はありません。
ストレスを軽減する、という声もありますが、それ以上に身体に直接与える悪影響が非常に大きいのです。
どうしてもやめられない、タバコをやめるとイライラが止まらない、というのであればせめて吸う本数を減らすことが必要です。
健康への道がED克服への道!
不健康な生活は、10代後半から20代にかけて習慣づけられるパターンが多いため、そのツケは20代後半ごろから明確に出てきます。
そのため、30代前後からEDに悩む方が一気に増えているのです。
EDは生活習慣病へのアラームでもあります。
適度な運動、バランスの良い食事、十分な睡眠時間が健康への道です。そして、健康への道がED克服への道となるのです。
まとめ
生活習慣病になってしまう方の増加に伴い、EDに悩む方は年々増加しています。
偏った食生活や不規則な生活スタイルはEDの大きな原因です。
身体に悪いものはEDにも悪影響と考えることが重要です。
すでにEDに悩んでしまっている方も、生活習慣病は改善できる、ということを理解しましょう。
つまりEDも改善できるんです!
そのためにはまずは健康的な生活を心掛けましょう!