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ED(勃起不全)の症状と種類について

「EDとはどういったものなのか?」

「聞いたことはあるけれど、実際どういったことかはわからない。」

「ただの性機能障害の事じゃないの?インポテンツという名称ではなかったっけ?」

というように、EDという大まかの症状は理解していても、細かいところで理解していなかったりします。

EDは、Erectile Dysfunctionの略で、英語の勃起障害の頭文字を取ったものです。

日本では、勃起不全とも言ったりもします。

では、実際にどういったことが起こるのでしょうか?

体験から判断する勃起不全

「準備万端の美女が目の前にいるのに、なかなか勃起しない。」

「性に対して自信が持てず、すぐにふにゃってしまう。」

「途中で中折れしてしまうなど、最後まで満足いくような性交渉ができない。」

「興奮しているはずなのに、全然反応しない。」

「そもそも、性に対しての意欲が本当にない。」

 

もし、あなたが上記のような悩みに侵されているのならば、EDの可能性は高いです。

確かに、EDとはいっても、人それぞれ症状の出方は様々でどのような形で出ることが多いのか、疑問ですね。

昔はこうじゃなかったのにって思う方は、加齢が原因かもしれません。

実際に50歳くらいから起こり始めるとも言われています。これらは、器質性勃起障害といわれています。

しかし、もっと若くても過去の性体験にトラウマがある、上手くいかなく自信を喪失してしまったなど、心因性勃起不全といわれているものもあります。

この二つ両方が原因で起こるEDもあれば、薬が原因となるものもあるそうです。

EDの症状はわかりましたが、その前にまず、勃起していたころのメカニズムを知る必要があります。

正常な勃起とはどのようなものか?

EDを知るためにも、まず正常な勃起のメカニズムを知る必要があります。

勃起するには、3段階のステップがあります。

(ステップ1)まず、性的興奮を得られるものを見たとき、または聞いたとき、触った時に脳みそがイメージすることで性的刺激を得ます。

(ステップ2)その性的刺激を陰茎に情報伝達が起こります。イメージとしては、陰茎がピクピク反応することに近いかもしれません。

(ステップ3)ステップ2で陰茎が受け取った、性的興奮により、陰茎の海綿体に大量の血液が流れ込み、勃起に至る。

上記が一つでも欠けた場合、正常に勃起が起こりません。

次に、なぜこの正常な勃起が起こらないのか要因について、より深く調べてみました。

器質性勃起障害とは?

器質性勃起障害は、加齢などが主な原因で上記の3ステップにおける、各神経機能や血液系の機能、各器官が正常に働いてない状態です。

その他、内分泌障害によって起こることや、陰茎そのものが異常になっていること。

事故や怪我で脊髄損傷などの外傷や、手術における後遺症によることもあります。

年齢とともに衰えるのは仕方ないにしても、性欲がある状態にも関わらず行為に至れないのは残念で、治したいという方も増えているそうです。

機能性(心因性)勃起障害とは?

各神経や血流、臓器の器官などには異常は見つからないけれど、過去のトラウマ(心因的ストレスなど)が原因で、満足な勃起が得られないこと。

若年層でも見られることで、初体験や過去の出来事などが心に深く残ってしまい、満足な勃起が得られない症状です。

薬剤性障害とは?

病気や怪我による投薬の副作用が主な原因です。

抗うつ薬や向精神薬など、何かしらの影響でテストステロンが抑制されてしまっている状態。一部のホルモン剤においても勃起不全が起こると言われています。

様々な症状と要因が重ねあって起こるED

EDと一括りに言っても、起こる原因は様々です。

昔は、中々人には言えない病気ですが最近ではバイアグラの登場によりある程度認知されてきました。

どんな人でも起こり得る病気ですが、出来ることなら防ぎたいですし、もしなってしまったとしてもしっかり治していきいですね。

まとめ

一括りに勃起障害や勃起不全といわれるED(Erectile Dysfunction)。

その起こる要因は様々で、年齢からくる器官性の障害や過去のトラウマや経験が要因の心因性のものもあります。

主に50歳以上が悩んでいる病気ですが、一部若年層の悩みでもあります。

原因がわかればどのようなEDの症状かも体験からわかります。

最近では、EDは認知されるようになり、しっかりと治したいという方も増えてきています。