亜鉛で精力アップ!知っておきたいED克服の本音の話とは?

亜鉛が豊富に含まれている食べ物で有名なのは牡蠣ですが、肉類や魚介類、豆類、卵など様々な食品に含まれています。
その亜鉛が精力増強やペニスの増大に欠かせない栄養素ということはEDに悩む方であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
でも、亜鉛がEDに効果があるというのなら、多くの食品には亜鉛が含まれているのにどうして僕はEDになっちゃったの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
そこで、今回は亜鉛の効果と、必要な摂取量、過剰摂取の副作用についてご紹介しますね!
亜鉛で精力アップするの?
精力剤を購入した方であれば、商品説明欄などに記載されていることが多いので知っている方も多いと思いますが、「亜鉛は精力アップに効果的」です。
亜鉛には男性ホルモンであるテストステロンを生成する働きがあります。
テストステロンが分泌されると肉体的にも精神的にも疲労の回復につながり、精力アップに効果があると言われているのです。
同様の効果はマカやトンカットアリに含まれる精力増強の有名成分アルギニンにもあります。
また、精液は亜鉛からつくられるため、精液の量や濃度は亜鉛の摂取量に比例するのです。
一日に必要な亜鉛の量は?
では、幅広く様々な食品に亜鉛が含まれているにも関わらず、どうしてEDに悩む方がこんなに沢山いるのでしょうか?矛盾しているような気がしませんか?
実は、これにも理由があるのです。
亜鉛に精力アップ効果があるのは事実ですが、1日に必要な推奨摂取量を摂れていないというのがその理由にあるようです。
成人男性の推奨量は1日12.0mgです。
牡蠣の亜鉛含有量は2.0mgですので、牡蠣であれば6個食べれば1日に必要な量はカバーできます。
からすみも亜鉛を多く含む食材として有名で、一腹140gに含まれる亜鉛は13.0mgですので、一度に多くの亜鉛を摂ることができます。
他には毛ガニ、タラバガニも一度に沢山の亜鉛を摂取できる食材として有名です。
ここまで紹介してお気づきになった方もいるかもしれませんが、亜鉛が突出して豊富に含まれている食材は、どれも頻繁に食卓に挙がるものではないのです。
続いて亜鉛を多く含むと言われているような牛肉、豚肉、鶏肉などはg当たりに含まれる亜鉛の量は一気に減ります。
例えば牛肉であれば部位によりますが300gくらい食べないと一日の推奨量を摂取できません。
亜鉛の過剰摂取は危険!?その副作用とは?
不足した亜鉛はサプリメントで補うこともできます。
ただし、ここで気を付けなければいけないのは過剰摂取です。
これまでの食生活で足りていなかった亜鉛をサプリメントで補う場合、数か月の継続使用で十分です。その後はなるべくあさり、しじみ、ゴマ、チーズ、豆腐、納豆など、普段の食生活の中で亜鉛の摂取を心掛けるのが理想です。
一度に過剰摂取すると鉄と銅の欠乏症や急性亜鉛中毒になってしまうリスクがあります。
鉄や銅の欠乏症は貧血や免疫低下という副作用があります。
急性亜鉛中毒は吐き気や目まい、胃痛、嘔吐、発熱などの副作用があります。
亜鉛は摂る量のバランスが非常に重要ですので、摂り過ぎには十分気を付けましょうね。
まとめ
亜鉛には、精液の濃度を高め、男性ホルモンの生成を通じた精力アップに効果があります。
精力剤にも多く配合されている栄養ですが、摂れば摂るほど良いというわけではありません。
普段の食生活の中で推奨量を摂取することは意識的に心掛けないと難しいものの、無理というわけではありません。
サプリメントや精力剤などに過度に依存しすぎ過剰摂取にならないよう十分に気を付けてくださいね。
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